「鍵を閉めたか不安になって家に戻った」「両手がふさがっていて鍵を出すのが面倒」——賃貸の一人暮らしでは、こうした鍵まわりの小さなストレスが積み重なりがちです。とはいえ賃貸だと、玄関ドアに穴を開けたり鍵穴自体を交換したりする工事はできません。
そこで役立つのが、既存のサムターン(内側のつまみ)に両面テープで貼り付けるだけの後付けスマートロックです。工事不要・原状回復もOKなので、退去時にはがして次の部屋にも持っていけます。
本記事では、賃貸・一人暮らしでも導入しやすい後付けスマートロック5製品を、価格・対応ドアの広さ・解錠方法で比較しながらランキング形式でご紹介します。
後付けスマートロックの選び方 4つのポイント

賃貸で失敗しないために、購入前に確認しておきたいポイントをまとめました。
- 自宅のサムターンに対応しているか:製品ごとに対応できるサムターンの形状・厚みが異なります。購入前に公式サイトの対応表で自宅ドアの鍵を確認しましょう。対応が不安な場合はメーカーへの事前問い合わせが安心です。
- 取り付け方法が工事不要か:両面テープでの貼り付けタイプなら、ドアに穴を開けずに設置でき、退去時もはがすだけで原状回復できます。
- 解錠方法で選ぶ:スマホアプリだけでなく、指紋認証・暗証番号・ICカードなど複数の解錠方法に対応していると、スマホを忘れた日でも困りません。
- 月額費用の有無を確認する:多くの製品は月額無料ですが、一部はサポート込みの月額課金制です。長期的なコストも含めて比較しましょう。
賃貸に後付けできるスマートロックおすすめ5選【2026年最新】

【5位】Qrio Lock|対応ドアの広さと洗練デザインが魅力の定番モデル
Qrio Lockは、Sonyグループの「Qrio」ブランドが手がけるスマートロックで、参考価格は25,300円前後です。他製品と比べて対応できるサムターンの形状バリエーションが豊富で、変形ドアや特殊な鍵穴でも設置できる可能性が高いのが強みです。
本体はコンパクトで丸みのあるデザインで、玄関のインテリアになじみやすいのも特徴。専用のQrio Hubを追加すればスマホを取り出さずに近づくだけで解錠する「ハンズフリー機能」も使えます。価格はやや高めですが、対応ドアの広さと信頼性を重視するなら有力な選択肢です。
- ○ 対応できるサムターンの種類が多く、設置できる物件の幅が広い
- ○ 丸みのある洗練されたデザイン
- ○ 月額無料で利用できる
- × 他製品と比べて本体価格が高め
- × ハンズフリー解錠には別売りのQrio Hubが必要
【4位】bitlock MINI|月額制でバッテリー配送などサポートが手厚い
bitlock MINIは、初期費用0円・月額550円(年払い5,980円)で使えるサブスクリプション型のスマートロックです。両面テープでの貼り付けタイプで、国内サムターンの約90%に対応。手ぶら解錠機能もあり、鍵やスマホをカバンから出さずに玄関を通過するだけで解錠できます。
最大の特徴は、電池残量が少なくなると新しい電池が自動で配送される、専門スタッフによる導入前〜導入後のサポート窓口があるなど、初めてスマートロックを使う人に手厚いサポート体制です。買い切り型より本体価格を抑えたい方や、機械の初期設定に不安がある方に向いています。一方で、使い続ける限り月額費用がかかる点は事前に把握しておきましょう。
- ○ 初期費用0円で始めやすい
- ○ 手ぶら解錠に標準対応
- ○ 電池自動配送やサポート窓口など初心者向けの手厚さ
- ○ 両面テープで工事不要・原状回復OK
- × 使い続ける限り月額550円がかかる(年契約で5,980円)
【3位】SADIOT LOCK 2|GPS連携のハンズフリー解錠がコスパ良く使える
SADIOT LOCK 2は、参考価格13,200円前後で購入できる貼り付けタイプのスマートロックです。最大の特徴は、スマホのGPSとBluetoothの組み合わせで在圏を判定し、玄関に近づくと自動で解錠してくれるハンズフリー機能を標準搭載している点。両手がふさがっているときや、買い物袋を抱えているときにも便利です。
月額費用は無料で、オプションの外付けキーパッド(暗証番号・ICカード対応)を追加すれば家族や来客とのシェアもしやすくなります。価格と機能のバランスが良く、ハンズフリー解錠を重視しつつコストは抑えたい方におすすめです。
- ○ GPS+Bluetoothによるハンズフリー解錠を標準搭載
- ○ 月額無料
- ○ 価格と機能のバランスが良い
- × ハンズフリー解錠はスマホの電池残量・GPS精度に左右されることがある
- × 暗証番号解錠には別売りキーパッドが必要
【2位】SwitchBot ロック Pro|15種類の解錠方法に対応する高機能モデル
SwitchBot ロック Proは、参考価格15,980円のスマートロックです。指紋認証(精度98%以上)、暗証番号、ICカード、Apple Watch、音声操作(「アレクサ、鍵を開けて」)など、合計15種類もの解錠方法に対応しているのが最大の魅力。家族構成やシーンに合わせて解錠方法を選べます。
ボディは従来モデルのプラスチックからアルミ素材に変更され、質感も向上。単3形電池4本で9〜12ヶ月動作する長寿命バッテリーで、コンビニですぐ買える電池を使える点も日常使いで安心です。すでにSwitchBotのハブやカメラを使っている方なら、同じアプリで一元管理できるのも大きなメリットです。
- ○ 15種類の解錠方法に対応し、指紋認証の精度も高い
- ○ 単3電池で9〜12ヶ月の長寿命バッテリー
- ○ SwitchBotの他製品と同じアプリで一元管理できる
- × 手ぶら解錠には別売りのSwitchBotハブが必要
- × 上位モデルのため本体価格はやや高め
【1位】セサミ5 (CANDY HOUSE)|圧倒的な低価格と国内99%対応の汎用性
セサミ5は、公式価格ブラック・ホワイトが4,378円、シルバーが5,478円という、他の後付けスマートロックと比べて圧倒的に手頃な価格が魅力です。それでいて国内サムターンの約99%に対応する高い汎用性を誇り、「自宅の鍵に取り付けられるか不安」という賃貸の一人暮らしには最も選びやすいモデルといえます。
解錠スピードは約1.5秒とトップクラスに速く、QRコードやURLを使って一時的に鍵を共有できる機能もあり、来客や宅配時の対応もスムーズです。単体でも十分実用的ですが、オプション機器(指紋認証パーツやICカードリーダーなど)を追加すれば、必要な機能だけ後から拡張できる柔軟性も備えています。まず1台試してみたい人に最もおすすめできる製品です。
- ○ 4,000円台からと圧倒的な低価格
- ○ 国内サムターンの約99%に対応する高い汎用性
- ○ 解錠スピードが約1.5秒と速い
- ○ QR・URLでの鍵の一時共有が可能
- × 標準構成では手ぶら解錠や指紋認証は非対応(オプション追加が必要)
スマートロック5製品 比較表

| 製品名 | 参考価格 | 月額費用 | 解錠方法の多さ | ハンズフリー解錠 | 強み |
|---|---|---|---|---|---|
| セサミ5 | 約4,378円〜 | 無料 | △(拡張で対応) | △(オプション対応) | 圧倒的な低価格と汎用性 |
| SwitchBot ロック Pro | 約15,980円 | 無料 | ○(15種類) | △(別売りハブ必要) | 解錠方法の豊富さ |
| SADIOT LOCK 2 | 約13,200円 | 無料 | ○ | ○(標準搭載) | コスパの良いハンズフリー |
| bitlock MINI | 初期費用0円 | 月額550円 | ○ | ○(標準搭載) | 手厚いサポート体制 |
| Qrio Lock | 約25,300円 | 無料 | ○ | △(別売りハブ必要) | 対応ドアの広さとデザイン |
※価格は変動するため、購入時は各ECサイト・公式サイトで最新価格をご確認ください。
よくある質問(Q&A)
Q. 賃貸物件でも本当に工事なしで取り付けられますか?
A. はい。今回ご紹介した5製品はいずれも、既存のサムターン(内側の鍵つまみ)に両面テープで貼り付けるだけで設置できます。ドアに穴を開けたり鍵穴を交換したりする必要はなく、退去時にはがせば原状回復も可能です。ただし、サムターンの形状によっては取り付けられない場合があるため、事前に公式サイトの対応表で確認しておきましょう。
Q. 停電やスマホの電池切れのときは家に入れなくなりませんか?
A. どの製品も物理鍵での解錠を併用できる設計になっており、スマートロック側は「あくまで元の鍵に後付けする補助装置」という位置づけです。スマートロック本体の電池が切れても、物理鍵さえ持っていれば通常通り解錠できるので安心してください。
Q. 月額費用がかかる製品とかからない製品、どちらを選ぶべきですか?
A. セサミ5・SwitchBot ロック Pro・SADIOT LOCK 2・Qrio Lockは月額無料で使えます。一方bitlock MINIは月額550円かかる代わりに、電池自動配送やサポート窓口など手厚いフォローが受けられます。初期費用を抑えつつサポートを重視したい方はbitlock MINI、ランニングコストをかけたくない方は月額無料の製品を選ぶとよいでしょう。
Q. 家族や来客と鍵を共有することはできますか?
A. 可能です。多くの製品でアプリを通じて家族に鍵を共有したり、来客用にQRコードやURL形式の一時的な鍵を発行したりできます。特にセサミ5はQR・URL共有機能が標準搭載されているため、宅配業者や来客の一時的な入室対応にも便利です。
Q. 自分の家のドアに取り付けられるか、購入前にどう確認すればいいですか?
A. 各メーカーの公式サイトには、対応するサムターンの形状・サイズを写真付きで紹介している対応表が用意されています。購入前に自宅のサムターンを撮影し、形状を見比べて確認するのが確実です。判断が難しい場合は、メーカーの問い合わせ窓口に写真を送って確認する方法もあります。
まとめ:まずは価格と対応ドアで絞り込もう
後付けスマートロックは、工事不要・両面テープで貼るだけで導入できる賃貸の強い味方です。とにかく低価格で試したいならセサミ5、解錠方法の豊富さを重視するならSwitchBot ロック Pro、ハンズフリー解錠をコスパよく使いたいならSADIOT LOCK 2、サポートの手厚さを重視するならbitlock MINI、対応ドアの広さとデザインを重視するならQrio Lockがおすすめです。まずは自宅のサムターンの形状を確認し、ライフスタイルに合った1台から鍵の悩みを解消してみてください。
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