「SwitchBotから顔認証で開く新型スマートロックが出た」というニュースを見て、気になった方も多いはずです。
実はこの新製品、これまでのSwitchBotスマートロックとは設置方式が大きく異なり、賃貸住まいの方にはそのまま導入できないケースがあります。本記事では新製品の特徴と賃貸での注意点を整理したうえで、工事不要・原状回復OKで今すぐ導入できるスマートロックを4製品ご紹介します。
話題の新製品「SwitchBot ロック Vision / Vision Pro」とは
SwitchBotは2026年、サムターン交換型の新シリーズ「SwitchBot ロック Vision」「SwitchBot ロック Vision Pro」を発表しました。北米では2026年5月中旬にすでに発売されており、上位モデルのVision Proは指紋・手のひら静脈に加えて3D顔認証にも対応する、これまでにない高機能モデルです。
従来のSwitchBotスマートロックは、既存のサムターン(内側のつまみ)に本体をかぶせて両面テープなどで固定する「後付け型」でした。一方Vision / Vision Proは、サムターンそのものを交換する「交換型」の製品です。ドアの開閉を検知するマグネットアクセサリにも対応し、より高精度な自動施錠が可能になっています。
日本国内での発売時期は本記事執筆時点(2026年7月)で正式発表されていませんが、注目度の高い新製品として今後の展開が予想されます。
賃貸なら要注意!「交換型」と「後付け型」の違い

ここで賃貸・一人暮らしの方に知っておいてほしいのが、交換型と後付け型では原状回復のしやすさが大きく違うという点です。
- 交換型(Vision / Vision Proなど):サムターン自体を取り外して専用パーツに置き換えるため、退去時は元のサムターンに戻す作業が必要です。設置のハードルも高く、賃貸の場合は工事前に大家さんや管理会社への確認が必須になります
- 後付け型(SwitchBot ロック Pro・SESAME 5など):既存のサムターンの上から両面テープでかぶせるだけなので、ドアに穴を開ける工事は不要です。退去時はきれいに剥がすだけで元通りになり、原状回復トラブルのリスクを抑えられます
話題の新製品だからといって飛びつくのではなく、「自分の住まいで原状回復できるかどうか」を必ず確認しましょう。賃貸・一人暮らしの方には、これまで通り後付け型のスマートロックが安心です。
工事不要・原状回復OK!賃貸向けスマートロック4選

ここからは、後付け型で賃貸でも導入しやすいスマートロックを4製品ご紹介します。
| 製品名 | 設置方式 | 価格目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| SwitchBot ロック Pro | 後付け型(両面テープ) | 約9,000円〜 | 対応サムターン率が高く、指紋パッド等と連携可能 |
| SESAME 5 | 後付け型(両面テープ) | 約4,000円台 | コストパフォーマンスに優れ、QRコードで鍵を共有可能 |
| Qrio Lock Q-SL2 | 後付け型(両面テープ) | 約1万円台 | Apple Watch対応・宅配ボックス連携などの実績が豊富 |
| Meross スマートロック | 後付け型(両面テープ) | 約7,000円台 | Matter対応で複数のスマートホームアプリと連携しやすい |
SwitchBot ロック Pro|対応サムターン率の高さが魅力
SwitchBotの現行フラッグシップモデルです。両面テープでの後付け設置に対応しており、幅広い形状のサムターンに取り付けられるよう設計されています。工事不要で賃貸でも設置しやすく、退去時も本体を取り外すだけで原状回復できます。
- ○ 後付け型で工事不要・原状回復OK
- ○ 指紋認証パッドなどオプション機器と連携可能
- ○ スマートフォンアプリで施錠状況を確認できる
- × オプション機器を追加すると総額が上がりやすい
SESAME 5|価格を抑えて始めたい方に
CANDY HOUSEが手がけるSESAME 5は、スマートロックの中でも価格を抑えて導入できるモデルです。こちらも既存のサムターンにかぶせる後付け型で、工事不要・原状回復OKという条件を満たします。合鍵をQRコードで手軽に共有できるため、来客や家族とのシェアにも向いています。
- ○ 後付け型で工事不要・原状回復OK
- ○ 価格帯が手頃で初めてのスマートロックに向く
- ○ QRコードでの合鍵共有が簡単
- × 別売りのWi-Fiアクセスポイントがないと外出先からの操作は不可
Qrio Lock Q-SL2|宅配ボックス連携などの実績重視の方に
Qrio Lockシリーズは国内での運用実績が長く、宅配ボックスサービスとの連携やApple Watchでの解錠など、独自の機能を持っています。設置方法は後付け型で、賃貸でも工事不要・原状回復OKで導入できます。
- ○ 後付け型で工事不要・原状回復OK
- ○ 宅配ボックス連携など独自サービスが充実
- ○ Apple Watchでの解錠に対応
- × 他社製品と比べるとやや高価格帯
Meross スマートロック|Matter対応で他社デバイスと連携したい方に
Merossのスマートロックは、スマートホームの共通規格「Matter」に対応している点が特徴です。SwitchBotやApple Home、Google Homeなど複数のアプリを併用している方でも、既存の環境に組み込みやすくなっています。設置は後付け型で、工事不要・原状回復OKです。
- ○ 後付け型で工事不要・原状回復OK
- ○ Matter対応で他社スマートホーム機器と連携しやすい
- ○ 価格帯は比較的手頃
- × 国内での導入実績はSwitchBotやSESAMEよりまだ少ない
賃貸でスマートロックを選ぶときの3つのチェックポイント
新製品の情報に振り回されず、賃貸で失敗しないためのチェックポイントを整理しました。
- 設置方式を確認する:「後付け型(両面テープ等)」かどうかを商品ページで必ず確認しましょう
- 賃貸契約書・管理会社への確認:後付け型でも、念のため設置可否を管理会社に確認しておくと安心です
- 退去時に完全に元へ戻せるか:両面テープの跡が残りにくい製品かどうかも、レビューで確認しておくとトラブルを防げます
これらを満たしていれば、工事不要で手軽にスマートロックを導入でき、退去時のトラブルも避けられます。
まとめ:新製品は魅力的だが、賃貸なら後付け型が安心
SwitchBot ロック Vision / Vision Proは顔認証にも対応する意欲的な新製品ですが、サムターン交換型のため賃貸での導入には注意が必要です。日本発売やさらなる情報が明らかになるまでは、実績のある後付け型モデルを選ぶのが賢い選択と言えます。
本記事で紹介した4製品をあらためて整理します。
- SwitchBot ロック Pro:対応サムターン率が高く、オプション機器も充実
- SESAME 5:価格を抑えて始めたい方向けの定番モデル
- Qrio Lock Q-SL2:宅配ボックス連携などの実績を重視したい方に
- Meross スマートロック:Matter対応で他社デバイスとの連携を重視したい方に
いずれも工事不要・原状回復OKで、賃貸・一人暮らしの方が安心して導入できるスマートロックです。新製品のニュースをきっかけに、自分の住まいに合った1台を検討してみてください。
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