6月に入り、じめじめとした梅雨シーズンが本格化しました。室温は高いのに晴れ間がなく、「エアコンをつけるタイミングがわからない」という方も多い時期です。
そんな悩みを解決するのが、スマートリモコンを使ったエアコンのスマート化です。スマホや音声で遠隔操作できるだけでなく、室温に応じた自動ON/OFFも実現できます。しかも、工事不要・コンセントに差すだけで導入できるため、賃貸・一人暮らしの方にも最適です。
本記事では、エアコンスマート化の仕組みと2026年版おすすめデバイスを解説します。梅雨から夏本番に向けて、今のうちに準備しておきましょう。
エアコンをスマート化するとできること

スマートリモコンを導入すると、ふつうの赤外線リモコン対応エアコンが「スマート家電」に変わります。主にできることは以下のとおりです。
- 外出先からスマホでON/OFF:帰宅の30分前にエアコンを起動し、到着したときには部屋がすでに涼しい状態に
- スケジュール自動化:「平日の18時になったら自動でクーラーON」など、時間ベースで設定可能
- 室温・湿度と連動した自動制御:「室温が28℃を超えたらエアコンON」など、環境センサーと組み合わせた賢い自動化
- 音声操作:「アレクサ、エアコンをつけて」と声をかけるだけで操作完了。料理中や就寝前など、手が離せない場面でも便利
- 消し忘れ防止:外出後に「エアコンつけたまま?」と気づいたとき、スマホからすぐ確認・停止できる
これらはすべて、工事不要・原状回復OKで実現できます。退去時に元どおりに戻せるため、賃貸物件でも安心して導入できます。
スマートリモコンの仕組み|どんなエアコンに対応する?
スマートリモコンとは、赤外線(IR)信号を発するWi-Fi接続デバイスです。部屋に設置するだけで、スマホアプリや音声アシスタントからリモコン信号を送れるようになります。
対応するエアコン:赤外線リモコンで操作できるエアコンであれば、メーカー・機種を問わずほぼ対応しています。ダイキン・パナソニック・三菱電機・日立・東芝など、国内主要メーカーはほぼカバーされています。
対応しないケース:Wi-Fi接続専用モデルや、独自の通信規格を使う一部のハイエンドエアコンは対応しない場合があります。お手持ちのエアコンが赤外線リモコン付きかどうかをご確認ください。
おすすめ①SwitchBot ハブ2|温湿度センサー内蔵で自動化に強い
SwitchBot ハブ2は、スマートリモコン機能に加えて温湿度センサーを内蔵しているのが最大の特長です。別途センサーを購入しなくても、「室温が28℃を超えたらエアコンON」「湿度が70%以上になったら除湿モードに切り替え」といった自動化が1台で実現できます。
| 対応プロトコル | 赤外線(IR)/ Bluetooth / Matter |
|---|---|
| 温湿度センサー | 内蔵(温度・湿度・照度) |
| 音声アシスタント | Amazon Alexa・Googleアシスタント対応 |
| 電源 | USB-C(ACアダプター付属) |
| 連携デバイス | SwitchBotシリーズ全般。Matterブリッジとして赤外線エアコン等をApple Homeに公開可 |
すでにSwitchBotのスマートロックや照明を使っている方は、同じアプリで一元管理できるため特にメリットが大きいです。オートメーション機能の自由度も高く、「帰宅したらエアコンON+照明ON」のような複合シナリオも簡単に設定できます。
おすすめ②Nature Remo nano|コンパクトで初心者にやさしい入門機
Nature Remo nanoは、スマートリモコンの中でもとくにコンパクトなサイズが魅力です。手のひらに収まるサイズなので、棚の上や壁掛けなど、エアコンの赤外線受信部に向けて置くだけで設置が完了します。
| 対応プロトコル | 赤外線(IR)/ Matter 1.0(赤外線家電を最大3台までブリッジ) |
|---|---|
| センサー | 非搭載 |
| 音声アシスタント | Amazon Alexa・Googleアシスタント対応 |
| 電源 | USB Type-C(ケーブル・ACアダプター別売) |
| 特徴 | 日本語アプリで直感的な操作が可能 |
Natureアプリは日本語に対応しており、初めてスマートリモコンを使う方でも迷わず直感的に設定できます。エアコン以外にも、テレビ・照明・扇風機など赤外線リモコン対応の家電全般をまとめて操作できる点も便利です。コストを抑えつつ手軽に始めたい方に向いています。なお、Nature Remo nano本体には温度センサーが搭載されていないため、「室温に応じた自動ON/OFF」を使いたい場合は、温湿度センサー内蔵のSwitchBot ハブ2や、後述のEcho Dot 第5世代(温度センサー内蔵)との組み合わせがおすすめです。
音声操作も追加したいなら|Amazon Echo Dot 第5世代

スマートリモコンだけでもスマホから操作できますが、「声でエアコンを操作したい」場合はスマートスピーカーの追加がおすすめです。Amazon Echo Dot 第5世代は、コンパクトなサイズながらAmazon Alexaが使え、SwitchBotやNature Remoの両方と連携できます。
| 音声アシスタント | Amazon Alexa |
|---|---|
| 連携デバイス | SwitchBot / Nature Remo など多数 |
| サイズ | 約100×100×89mm(手のひらサイズ) |
| 電源 | ACアダプター(コンセント給電) |
| 室温センサー | 内蔵(Alexa定型アクションで活用可能) |
「アレクサ、おやすみ」と一声かけるだけで、エアコン・照明・テレビをまとめてOFFにする「おやすみルーティン」を設定するのが定番の使い方です。朝のアラームと連動させて「起床時にエアコンON」といった活用もできます。
SwitchBot ハブ2 vs Nature Remo nano|どちらを選ぶ?

2つのスマートリモコンを比較すると、それぞれの特長が明確です。導入目的に合わせて選んでください。
| SwitchBot ハブ2 | Nature Remo nano | |
|---|---|---|
| 価格帯 | やや高め(6,000〜8,000円台) | リーズナブル(3,000〜5,000円台) |
| 温湿度センサー | 温度・湿度・照度 内蔵 | 非搭載 |
| Matterプロトコル | 対応(SwitchBot機器+IR家電) | 対応(IR家電3台まで) |
| SwitchBot連携 | ◎ ネイティブ連携 | △ Alexa経由で可能 |
| アプリの使いやすさ | 自由度高・設定項目豊富 | シンプル・直感的 |
| こんな方に | SwitchBotユーザー・自動化を深掘りしたい方 | 初めてのスマートリモコン・コスト重視の方 |
「まずスマートリモコンを試してみたい」「コストを抑えたい」ならNature Remo nano、「温湿度と連動した自動化を実現したい」「SwitchBotのデバイスをすでに持っている」ならSwitchBot ハブ2がおすすめです。
まとめ|導入手順と梅雨〜夏の快適生活
スマートリモコンによるエアコンのスマート化は、賃貸・一人暮らしの方でも工事不要・コンセントを差すだけで実現できます。帰宅前に部屋を冷やしておいたり、就寝中に室温が上がりすぎたときに自動でエアコンをONにしたりと、快適さが格段にアップします。
どのスマートリモコンも基本的な設定手順は同じで、15〜30分程度で完了します。
- デバイスを設置・電源ON:エアコン本体前面の赤外線受信部に向けて設置します。棚置き・壁掛けどちらでもOKです
- スマホアプリをインストール:SwitchBotアプリまたはNatureアプリ(どちらも無料)をダウンロードします
- Wi-Fiに接続:アプリの手順に沿って自宅の2.4GHz帯Wi-Fiに接続します
- エアコンのリモコン信号を学習:アプリからメーカーを選択して自動登録、または手動でリモコンのボタンを1つずつ学習させます
- 自動化・スケジュールを設定:アプリのオートメーション機能で、時間・温度条件などを設定して完了です
音声操作を追加する場合は、Echo Dotのセットアップ後、各アプリのAlexaスキルを有効化するだけで連携できます。梅雨から夏本番を迎えるこの時期に、ぜひ導入を検討してください。
- 初心者・コスト重視 → Nature Remo nano
- SwitchBotユーザー・温湿度自動化重視 → SwitchBot ハブ2
- 音声操作を加えたい → Echo Dot をプラス


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